ただいま、と
言える場所へ。
答えを出す側から、いったん降りる。
2026.10.17 SAT – 18 SUN/YATSUGATAKE, KOBUCHISAWA
01
「帰ってきた」と、
身体が先に思う場所。
八ヶ岳の空気に触れて、
「ああ、帰ってきた」
と、身体が先にゆるむ。
初めて来る人にも。
何度目かの人にも。
そんな場所でありたいと思っています。
以前、このリトリートに来てくださった方が、
「お母さんの子宮の中に戻ったような感覚」
と表現してくれたことがありました。
守られているような。
何かを頑張らなくてもいいような。
うまく話さなくても。
ちゃんとした自分でいなくても。
ただ、ここにいていい。
私がつくりたいのは、
きっとそんな時間なのだと思います。
02
答えを出す側から、
いったん降りる。
家族のこと。仕事のこと。誰かから頼まれたこと。
毎日、ちゃんとやっている。
むしろ、ちゃんとできてしまうから、
自分のことはいつもあとまわし。
誰かには、
「本当はどうしたい?」
と問いかけられるのに、
いざ自分のことになると、
「……私は、どうしたいんだろう?」
と言葉に詰まる。
そんなことはありませんか。
選べないんじゃない。
もしかしたら私たちは、
自分を基準に選ぶことに、慣れていないだけ
なのかもしれません。
家族が不機嫌なら、「私、何かしたかな」と考える。
誰かに頼まれれば、「まあ、私がやった方が早いし」と引き受ける。
仕事でも、「できるから」「期待されているから」「せっかく学んだから」で選ぶ。
そうしているうちに、
「好き」「嫌だ」「本当はこうしたい」
という自分の感覚が、少しずつ聞こえにくくなっていきます。
03
暮らしの中にも、
「私」はいますか。
「まだ使えるから」
「いつか使うかもしれないから」
「これくらいでいいか」
そうやって選んだものが増えると、
いつの間にか暮らしの中に、
“私が選んだわけではないもの”
が増えていく。
片づけても、また散らかる。
必要なのは、収納のテクニックだけではなく、
「私は、これが好き」「これは、もういらない」
と、自分の感覚を信じて選べることなのかもしれません。
04
学んできた人ほど、
迷うこともある。
コーチングを学んできた。人の話を聴くこともできる。
誰かの「やりたい」を応援することもできる。
それなのに、自分のことになると、
「私は何をしたいんだろう」
「もっと学んだ方がいいのかな」
「まだ何か足りないのかも」
また検索して、学んで、考える。
答えを増やすほど、自分の答えが分からなくなることがあります。
私自身も、そんなループに入ることがあります。
だからこの2日間は、
何か新しい正解を学ぶための時間にはしません。
むしろ、知識も。肩書きも。ちゃんとした答えも。
いったん横に置いてみます。
05
だから、
場所を変える。
いつもの場所にいると、いつもの役割に戻ります。
家にいれば、母だったり。妻だったり。
仕事場にいれば、誰かを支える人だったり。答えを求められる人だったり。
だから今回は、場所から変えます。
八ヶ岳。広い空。森の匂い。
10月の少し冷たい空気。遠くまで続く山々。
自然は、
「あなたの答えはこれです」
とは言いません。
ただ、答えを急がせないでいてくれます。
歩く。空を見る。風を感じる。
頭で答えを出すことを少し休む。
すると、それまで聞こえなかった自分の感覚が、
少しずつ戻ってきます。
06
自分の感覚を、
取り戻す。
話す。聴く。歩く。立ち止まる。
ときには、何もしない。
「気持ちいい」「なんか嫌だな」
「こっちが好き」「本当は、こうしたかった」
そんな小さな感覚を、ひとつずつ拾っていきます。
この2日間は、
“きれいな答え”を出さなくてもいい時間。
悔しい。うらやましい。疲れた。
本当はやってみたい。もう頑張りたくない。
そんな気持ちも、そのまま置いてみる。
そこから聞こえてくるのは、
誰かに教えてもらった正解ではなく、
自分の声なのかもしれません。
07
火を囲む。
このリトリートで、私自身とても楽しみにしている時間があります。
夜のBBQです。
でもこれは、単なる夕食ではありません。
昼間、少し自分と向き合ったあと。
外へ出て、火を囲んで、同じものを食べる。
「おいしい!」と言って、くだらない話をして、笑う。
昔から、
「同じ釜の飯を食う」
と言います。
同じものを食べて、同じ「おいしい」を味わう。
食べることは、言葉とは違うところで、
人と人との間を近づけてくれる気がしています。
肩書きも。役割も。「ちゃんとした私」も。
少し横に置いて。
八ヶ岳の夜の空気の中で、火を囲んで、
食べて、飲んで、話して、笑う。
この時間も、大切なリトリートの一部です。
きっと帰ったあと、ワークで書いた言葉と一緒に、
あの夜の火や、誰かの笑い声や、
「おいしいね」を思い出すのだと思います。
08
一晩、置いてみる。
このリトリートは、日帰りではなく1泊2日です。
なぜなら、気づいたことを、すぐに
「じゃあどうする?」
という答えに変えたくないから。
話して。食べて。笑って。眠る。
一晩、自分の中に置いてみる。
そして翌朝。また八ヶ岳の空気の中で、
昨日とは少し違う自分で、もう一度、自分の声を聴いてみます。
すると、前の日には言葉にならなかったものが、
ふっと見えてくることがあります。
この秋、
八ヶ岳で一緒に過ごしませんか。
09
くらしととのえやが、
大切にしていること。
01
感じる
自然・食・身体を通して、頭だけではなく五感をひらく。
02
ほどく
「こうしなければ」「こうあるべき」を少し横に置く。
03
気づく
本当は何を感じ、何を望んでいるのかに触れる。
04
選び直す
誰かにとっての正解ではなく、「私はどうしたい?」を基準に選んでみる。
05
暮らしに持ち帰る
リトリートだけで終わらせず、日々の小さな選択へ戻していく。
片づけも。コーチングも。リトリートも。
一見違うことをしてきたようで、私がずっと関わってきたのは、
自分にとって大切なものを、自分で選ぶこと。
なのだと思っています。
10
帰ったあとに待っているのは、
“別人になった私”ではありません。
いつもの家へ帰ります。家族もいる。仕事もある。
洗濯物だってある(笑)。
もしかしたら家に帰った瞬間、
「あ、現実。」となるかもしれません。
でも、以前とは少し違う。
何かを頼まれたとき、すぐYESと言う前に、
「私はどうしたい?」
と一度自分に聞ける。
家族が不機嫌でも、全部を自分の責任にしなくなる。
買い物をするとき、「これでいい」ではなく、
「私は、これが好き」を選ぶ。
仕事でも、「できるからやる」だけではなく、
「私はこれをやりたい」という基準が加わっていく。
誰かの正解を探しに行っても、最後には、
「で、私はどうしたい?」
と自分のところへ戻ってこられる。
人生が突然、大きく変わるわけではありません。けれど。
前より、自分の人生の中に
“自分”がいる。
そんな暮らしが、少しずつ始まっていきます。
11
こんな方と、
ご一緒したいです。
家族や周りの人を優先することが多く、自分のことは後回しになりがちな方。
人の話を聴いたり、誰かを支えたりすることが多い方。
学ぶことは好き。でもそろそろ、誰かの正解を増やすより、自分の答えを聞いてみたい方。
できることは増えたのに、「私はこれから何をしたい?」が少し曖昧になっている方。
暮らしや仕事を、もっと“私が好きなもの”で選びたい方。
そして、以前このリトリートに来て、「また帰ってきたい」と思ってくださった方も。
人生を全部変えたいわけじゃない。
ただ、もっと、自分の人生を自分で選んでいる感じがほしい。
そんな方と、この秋を一緒に過ごしたいと思っています。
12
2日間の過ごし方
DAY 1
OCTOBER 17
八ヶ岳・小淵沢へ。まずは日常の役割を、少しずつ降ろしていきます。
自然の中のワーク
自然・対話・コーチングを使ったセッション。
少し自由な時間。外へ出たり、話したり、何もしなかったり。
火を囲んで、BBQ。
食べて。飲んで。話して。笑って。そのまま八ヶ岳の夜へ。
DAY 2
OCTOBER 18
八ヶ岳の朝。一晩置いた自分の感覚を、もう一度聞いてみます。
対話とコーチングワーク
この2日間で感じたものを、「私はこれから、何を大切にする?」へつなげていきます。
大きな決断はいりません。
暮らしへ戻ったときにできる、小さな「選び直し」をひとつ持って帰ります。
FOR FIRST-TIME GUESTS
はじめましての場所に、一人で申し込むって、
ちょっと勇気がいりますよね。
「私が行っても大丈夫かな」
「知っている人がいなくても平気かな」
そんなふうに思っている方へ。
このリトリートは、誰かに合わせたり、
無理に自分を変えたりする場所ではありません。
自分のペースで過ごしながら、少し日常を離れて、
自分に戻る時間を過ごしてもらえたらと思っています。
初めて参加される方からよく聞くことを、ここにまとめました。
もちろんです。
一人で参加される方もいらっしゃいます。
誰かと一緒でなくても、安心して過ごせる場にしたいと思っています。
「みんなと仲良くしなくちゃ」と頑張らなくても大丈夫です。
今回も、初めて参加される方がいらっしゃいます。
すでにできている輪の中へ、頑張って入っていく。
そんな場にはしたくないと思っています。
少人数だからこそ、その人のペースを大切にすること。
誰かが置いていかれないこと。
そこは、私が大切にしていることのひとつです。
年齢も仕事も、暮らし方もさまざまです。
これまでには、仕事や家族のことを大切にしてきた方、
普段は誰かを支える側にいる方、
毎日はちゃんと回っているけれど、少し立ち止まりたい方が参加してくださいました。
大きな悩みがなくても大丈夫です。
「なんとなく場所を変えてみたい」
そんな気持ちからでも、十分です。
いいえ(笑)。
ワークの時間はありますが、それだけがリトリートではありません。
ごはんを食べたり、自然の中で過ごしたり、
誰かと何気なく話したり、ぼーっとしたり。
話したくないことを、無理に話す必要もありません。
そんなことはありません。
何か答えを出すことや、大きく変わることを目的にしなくても大丈夫です。
いつもの場所から少し離れて、自分の声が聞こえるくらいの余白をつくる。
それだけでも、十分だと思っています。
たくさん話す人もいれば、静かに過ごす人もいます。
話したくなったら話す。一人でいたくなったら、少し一人になる。
その人らしい過ごし方でいてもらえることを、いちばん大切にしています。
13
もう少し、
八ヶ岳を味わって帰りたい方へ。
Horse Riding
2日目のリトリート終了後、希望者で乗馬体験を予定しています。
馬の背中から見る八ヶ岳。馬の温度。呼吸。
言葉ではないコミュニケーション。
「せっかくここまで来たから、もう少し八ヶ岳を味わって帰りたい」
そんな方と、一緒に楽しめたらと思っています。
希望者のみ/別料金 10,000〜16,000円程度予定
※参加人数確定後、正式料金をご案内します。
14
開催概要
10月 八ヶ岳リトリート
参加費
48,000 円(税込)
参加費に含まれるもの
- 宿泊
- 1日目・2日目のコーチングワーク
- 夜のBBQ 翌日の朝食
- BBQ時の飲み物
- 小淵沢駅〜Yuzuriha間の送迎
乗馬体験は希望者のみ別料金です。
価格・内容は現在調整中のため、最終案内時に変更となる場合があります。
15
“これでいい”じゃなく、
“これがいい”を選べる私へ。
リトリートが終われば、また日常が始まります。
だからこそ私は、非日常だけで完結する時間にはしたくありません。
迷ったとき。疲れたとき。
誰かの声が、自分の声より大きく聞こえるとき。
「私は、どうしたい?」
そう問いかけて、何度でも、自分のところへ帰ってこられる。
帰る場所は、八ヶ岳だけではありません。
自分の中にも、「ただいま」と言える場所をつくれるから。
初めて来てくださる方には、
「こんな場所があったんだ」と感じてもらえるように。
また来てくださる方には、
「ただいま」と言ってもらえるように。
答えを出す側から、いったん降りて。
この秋は、あなた自身のところへ帰りに、
八ヶ岳へ来ませんか。
お待ちしています。